一口にITエンジニアと言っても種類も無数で複数を兼ねる人もおり、同系統でも言語や役割、得意分野でも違いがあります。
IT業界の需要は安泰ですが、エンジニアの価値は個人差も多く、進歩も早いためスキルアップは欠かせません。
また、大まかな知識は書籍やネットで手に入りますが、エンジニア直の情報とのギャップがあります。
しかし、プロジェクトに合わせてチーム編成も頻繁ですから、別分野の多くの人と接触があります。
ここで、自分とチームとのコミュニケーションを意識することが重要です。
会話を始めるハードルを下げるのが目的なので、仕事の邪魔に成らない程度の簡単な事柄からで大丈夫です。
チームを作るのはプロジェクトの完遂に必要な人間を揃える為で、効率よく質の高い成果を上げるには各分野の専門家の知識や課題を吸収し、配慮することが大切です。
自分の作業時間を削ってでも、いくらかはコミュニケーションに割くことをお勧めします。
情報共有によるプロジェクトの品質向上、他分野技術を吸収しリアルな知識取得、新たに取得するスキルの取捨選択基準となる他分野情報取得等のメリットがあるからです。
依頼者側とのコミュニケーションも侮れません。
上流工程ほど必要でしょう。
依頼者と開発者のイメージギャップが減り、別業界の知識は得意業界やアピールポイントになり、提示されていなかったユーザーやオペレーターの思いを聞くことでよりニーズに近くなる等のメリットがあります。
コミュニケーションで得られる情報はまだあり、述べた物だけでも有用性を感じると思います。
コミュニケーションを重要スキルとして認識し、可能性を広げましょう。